「オレ、そいつの気持ちわかるで」②

2019年3月2日 カテゴリー:日々暮らし

国より社会的養護自立支援事業が整備されるなど 退所後支援はこの数年で非常に充実したかに見えます。 しかしこの賃貸住宅の保証人制度や生活貸付制度を 受けられるのは退所後2年以内と限定されるのです。 しかも生活貸付金を申請できるのは、 就労・就学者しか認められません。 虐待の発見・保護は強化されつつも、 一時保護に繋がらない高年齢児(高校生相当)が 増加している中で、 施設に保護

「オレ、そいつの気持ちわかるで」①

 カテゴリー:日々暮らし

東京都渋谷区の児童養護施設で 施設長の46歳の男性が刺殺され、 元入居者で22歳の男性が逮捕される 事件が起きました。 事件がニュースで流れた日、 四つ葉卒業生から届いたライン。 「オレ、そいつの気持ちわかるで。 たぶん、そいつは施設長を恨んで犯行を 起こしたわけではない。」 卒業生は13歳から18歳まで児童養護施設で暮らし 四つ葉のシェアハウスで2

ごめんね。

2019年2月6日 カテゴリー:日々暮らし

栗原心愛ちゃんのご冥福を心より祈ります。 誰にも守ってもらえなかった心愛ちゃん、 四つ葉がしなければならないことを 社会がしなければならないことを 命をかえて私たちに教えてくれました。 天国で心から笑ってください。 ごめんね。しか言えない 若者たちが負の連鎖を断ち切るよう、 逆境を乗り越えて それぞれの良い人生を送れるよう 応援して下されば嬉しく思います

迎春

2019年1月1日 カテゴリー:日々暮らし

2019年あけましておめでとうございます。 里帰りの若者たちと新年を共に 迎えた喜びで胸が熱くなりました。 昨年もたくさんの応援を戴き、感謝の心で一杯です。 ありがとうございました。 四つ葉は今年6年目に突入。 卒業一期生は25歳になり、13名が卒業していきました。 それぞれの道をそれぞれがその人らしく生きて欲しいと思っています。 年末に支援者様が送ってくださっ

我らがデイビッド

2018年12月6日 カテゴリー:日々暮らし

  1年数ヶ月ぶりに四つ葉に宿泊。 次々と卒業生の若者たちが仕事帰りに帰ってきた。 彼らにとってデイビッドは、まぶしくて、温かくて、近しい兄の存在。 「久しぶりぃ!」 と交わす挨拶は垣根を超える。 そして、毎日の団欒のように普通にご飯を食べる。 特別の言葉はいらない。 デイビッドは知っている 若者たちが 愛を渇望しながら 同時に 世界を

還暦一歩手前の誕生日

2018年10月24日 カテゴリー:日々暮らし

四つ葉卒業生が照れ臭そうにケーキを持って 「誕生日おめでとうございます。 美味しそうなケーキ屋さんで買おうとしたら定休日で、 仕方ないから安いお店のです。 しかも遠い店でひっくり返ってしまいました。」 無口な彼が、何度も練習しながら歩いて来たのか、一気に言う。 このところ、もうこんな仕事辞めたいと思ったことが 以心伝心したのかとドキっとする・・・ 「ボク、もっと成長

東京タワー

2018年8月9日 カテゴリー:日々暮らし

今年の春に一緒に東京タワーを見た卒業生が メッセージを投稿してくれた。 色々な苦しみや生きづらさを抱えたまま 社会に出るということに関して、 私はずっと考えてきました。 完全に保護されたのが19歳の時でした。 四つ葉に出会えたのは20歳の時ー。 19歳まで保護されなかった私は、 保護されて入った「シェルター」という 24時間大人がつきっきりで面倒見てくれる 〝大人の保育

小さな目標から

2018年8月4日 カテゴリー:日々暮らし

四つ葉を卒業した若者から 「お金がありません」と連絡がはいる。 もともとスマートな彼は この1ヶ月1日1食と水分しかとらず ガリガリを通り越してガイコツに近くなっていた。 速攻で四つ葉の応援企業に繋ぐ。 自分の過去を言いたくない彼の代わりに 彼の背景を身を乗り出して社長に説明する。 「どれだけ仕事変えても変えても仕事が続かないこと。 説明しないとどうしてそうなるのかわ

視察

2018年7月7日 カテゴリー:日々暮らし

静岡県にある自立援助ホーム 『デンマーク牧場こどもの家』を 訪問させていただきました。 到着するとたくさんの羊さん牛さんがお出迎え。 ここにいる動物たちは、 児童養護施設の職員さん自立援助ホームの職員さん、 若者たちによって飼育されています。 こどもの家では動物の飼育を通じ、 若者とのラポール形成、若者の自立に向けた第一歩を築かれています。 早朝からの活動を大変と言いなが