「パラダイムシフト。ハンディを戦力に変えてみる」 ~こうあるべきをほんの少し変えてみる~

2016年9月27日 カテゴリー:お知らせ

中小企業家同友会大津支部例会にゲスト参加させて頂いた。
四つ葉のクローバーのメイン応援団…
働き暮らし応援センター”Tekito“所長の野々村光子さんと
油藤商事㈱専務の青山裕史さんの素晴らしいコラボ。
障害を抱えた人やひきこもっている人達の10年後を見つめた就労支援、生活支援。
~ちょうどいい働き方、暮らし方~
光子さん “テキトー”の命名由来は「適している仕事」
いい加減なほうのテキトーではないこと。その人にあったちょうどいいテキトーな生活ぶりでいいんだということ。
”テキトー“のドアをノックする人は常時700人。登録者は1000人を超えるという。
企業に向けて「遠慮はいりません。配慮をください」
何故なら彼らが「困っています。助けてください」とは言えないけれど「働きたいんです」は言える。
ドアをノックする勇気の胸の奥にある彼らの思いを知ってほしい。
そんな光子パワーに脅され?協力を惜しまない企業がドンドン増えている。
もともと障害者雇用をされてきた油藤商事の青山さんのところに光子さんのところから47歳男性がやってきた。
養護学校を出たあと23年間一生懸命働いたNさん。経営不振によりボロ雑巾のように解雇された。
Nさんは23年かけて仕事のあいまに自腹で危険物、フォークリフト、玉かけ、重機、ホームヘルバー2級などコツコツと資格をとった。
理由は「前のとこは、がんばっても認めてくれようとしなかった。働きたいとこではないとおもうたから いつか頑張れる仕事につくためにいっぱい資格をとりました。免許マニアとバカにされたけれど ほんなら同じものとったらええやん」と内心で思うとりました。
ぼくとつに実直にゆっくり、言葉を探しながら話すNさん。
青山さんは言う。「彼らを雇用するのは社会貢献ではなく、僕がいい恰好をしたいからではなく、戦力となるから。」
まず、社員が変わった。面倒なこととせず、Nさんの一生懸命働こうとする姿に応援したい気持ちで一致団結することで皆が優しくなった。
これはどんな研修を受けて勉強してもかなわないこと。障害のある人や生き辛さを抱えた人たちが一生懸命仕事をできる環境を作ること。そんな企業はこれから絶対に伸びると思ったという青山さん。確証はないけれどまず、自分たちが実践していき、これを広めること。日本の経済発展に彼らは必要だと言いきった青山さんはステキでした。
たくさん褒めてもーたけど、油藤さんの会社ではどうなん?青山さんはどんな人なん?
 Nさんへの光子さんのつっこみに 照れ笑いしながら
「ほめてもーても何もでません。前とちごーて甘やかせてもーて、楽しいです。青山さんはてっぺんのひとです。」
ニコニコと話すNさん。ピンクのネクタイは光子さんとこの若いスタッフが貸してくれた。
とても似合っているからもらっちゃえ!発言あり。
何十年も引きこもり続けた人たちに
「引きこもれる力がすごいなあ。それは働く力に変えられる」と太鼓判を押す。
光子さんに背中を押された人は開設11年でおそらく何千人にもなるのだろう。
精神障害。
生まれもって精神病を患っているのではない。人生の途中で何らかの事情でやられてしまう。彼らはシンドイことをシンドイと言えない。疲れたサインが見えにくいから気をつけてあげないといけない。だから遠慮はいらないから配慮をくださいとお願いする。
一人一人違うこと。日々当たり前の暮らしのなかに働くこともあること。
勝手に私達福祉の人間は 「彼らは生きることがヘタクソと思ってしまうけれど実はそうではないのかもしれません・・・」光子談
たくさんの学びを頂いた。実践すること。繋がること。たくましく生きること。
四つ葉の若者。
油藤さんでお世話になった男子は7か月、テキトーさんでお世話になった男子は3か月がたった。
若者たちの10年先が楽しみ。まだまだ生き辛さを抱えた若者が増えてくる。
滋賀県が、日本が、光子さんや青山さんだらけになれば日本の低迷経済は活性化。
障害のある人もない人も生き辛さを抱えた人たちも毎日の暮らしを大切にできるのだろう。
出会いに感謝します♪